中国政府で台湾政策を担当する台湾事務弁公室は、台湾産のフルーツ「ザボン」の輸入をきょうから再開すると発表しました。

中国はおととし8月、当時のアメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問した後、害虫を理由に台湾産のフルーツ「ザボン」の輸入を禁止しました。

しかし今年4月、中国に融和的な路線の台湾の最大野党・国民党の立法委員らと面会した税関当局が、「ザボン」の輸入再開を表明していました。

中国政府の台湾事務弁公室は、輸入再開について「台湾独立に反対すれば、両岸は家族であり、話し合いで解決できる」として、"独立勢力"とみなす民進党の頼清徳政権をけん制しています。

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