フィリピンにある中国大使館は日本大使が南シナ海における中国の妨害行為を非難したことに対し、日本大使館に抗議する外交文書を送ったと明らかにしました。

 フィリピンに駐在する日本の遠藤和也大使は25日、南シナ海のサビナ礁付近で中国の船がフィリピン船に衝突したことについて「緊張を高め、航行の自由を妨げるいかなる嫌がらせも容認できない」などとSNSに投稿し、中国を非難していました。

 これに対して現地の中国大使館は29日に声明を出し、日本大使館に抗議する外交文書を送ったことを明らかにしました。

 声明で中国大使館は、遠藤大使の発言について「無責任だ」と批判し、「事実を無視した対応で、中国に対する不当な非難を含んでいる」と反発しています。

画像:NTFWPS

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