アメリカの大統領選挙を巡り、200人以上の共和党関係者が民主党のハリス副大統領を支持する声明を発表しました。

ハリス氏への支持を表明したのは、ジョージ・W・ブッシュ元大統領の側近を含む、共和党の元スタッフら238人です。

声明では、トランプ氏が大統領に返り咲けば「民主主義に取り返しのつかないダメージを与えるだろう」と批判した上で、ハリス氏について「意見の相違は多くある」としつつも、大統領選で支持する意向を表明しました。

ただ、メンバーの多くは、前回2020年の大統領選でもバイデン大統領を支持していたため、選挙戦にどの程度の影響を与えるかは不透明です。

一方、前回の大統領選で民主党の大統領候補の指名を争ったギャバード元下院議員や、民主党のケネディ元大統領のおいのロバート・ケネディ・ジュニア氏はトランプ氏の支持を表明していて、両陣営が造反者を選挙戦に利用する展開になっています。

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