イーロン・マスク氏がCEO=最高経営責任者を務めるアメリカのEV=電気自動車大手のテスラが今年3月までの四半期決算を発表し、およそ4年ぶりに減収減益となりました。

23日、テスラは今年1月から3月までの四半期決算を発表し、売上高は前の年を9%下回る213億ドル、日本円でおよそ3兆3000億円、純利益は55%減った11億3000万ドル、日本円でおよそ1750億円で、およそ4年ぶりに減収減益となりました。

すでに発表されていた同時期の新車販売台数も前年比8.5%減の38万6810台と、およそ4年ぶりに前の年を下回っています。

足元のアメリカ国内でEV需要が伸び悩むほか、中国メーカーとの価格競争激化が背景にあるとみられています。

今月半ばには、今後、テスラが世界で従業員を10%以上削減する方針であると伝えられるなど、コスト削減を余儀なくされている格好です。

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