カナダ政府が中国製EV=電気自動車に対して、新たに100%の関税を課す方針を示したことに対し、中国政府は「強烈な不満を表明する」とした上で対抗措置をとる可能性を示唆しました。

カナダ政府は26日、中国で製造され、輸入されるEV=電気自動車に対し、新たに100%の関税を課す方針を明らかにしました。

これに対し、中国政府は強く反発しています。

中国外務省 林剣報道官
「中国は強烈な不満と断固とした反対を表明する」

林剣報道官は「カナダ側の行動は客観的事実を顧みておらず、WTO=世界貿易機関のルールを無視している」などと非難。

「カナダ側に対して、直ちに誤ったやり方を正し、経済貿易問題を政治化しないよう促す」とした上で、「あらゆる必要な措置を講じて中国企業の正当な権益を断固として守る」と対抗措置をとる可能性を示唆しました。

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