「野球の神様」「元祖二刀流」などと称されるベーブ・ルースのユニホームが35億円で落札されました。スポーツ関連品としては過去最高額だということです。

 ユニホームは1932年、ベーブ・ルースがニューヨーク・ヤンキース時代に対シカゴ・カブスとのワールドシリーズ第3戦で着用したもので、25日に2412万ドル、日本円でおよそ35億円で落札されました。

 ベーブ・ルースはこの試合で、ホームランを打つ前に外野席を指で差し「予告ホームラン」をしたとして知られています。

 競売を実施したヘリテージ・オークションズによりますと、おととし落札された同じくヤンキースの名選手ミッキー・マントルの野球カード、1260万ドル=日本円およそ17億円を上回り、スポーツ関連品の史上最高額を更新したということです。

 ベーブ・ルースは1914年からボストン・レッドソックスで左投手としてメジャーデビューを果たし、その後、移籍したヤンキースでは左打者として活躍した「元祖二刀流」です。

 当時、最多記録だった通算ホームラン714本は現在でも歴代3位で、「野球の神様」と称されています。

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