撤退したケネディ(左)はトランプへの支持を表明 AP/AFLO

<無所属で大統領選に立候補していたロバート・ケネディJrが一転、選挙戦からの撤退とトランプ支持を表明。いったい何があったのか──>

決断の裏にいたのは「あの人」なのか。

11月の米大統領選に無所属で立候補していたロバート・ケネディJrが8月23日、選挙戦から事実上、撤退すると発表。併せて、共和党大統領候補のトランプ前大統領への支持を明らかにした。

ケネディ元大統領の甥で、筋金入りの民主党員だったケネディは8月に入って、民主党大統領候補のハリス副大統領と会談しようとしていたと、ワシントン・ポスト紙は報じている。

支持表明と引き換えに、ハリスが当選した際に自身が政権入りする可能性について話し合うことが目的だった。それに先立つ7月には、同様の「取引」のため、トランプと会談したという。

「トランプのほうが高い値を付けてくれたのだろう」。トランプ批判で知られる保守派弁護士ジョージ・コンウェイはX(旧ツイッター)への投稿で、そう指摘した。

トランプは既に、ケネディが支持を表明したら、当選時に政権に起用することに「前向き」だと発言している。

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