ドイツ西部で23日、祭りの最中に男が来場者らを刃物で襲い3人が殺害された事件で、警察は24日、事件の計画を知りながら通報しなかった疑いで15歳の少年を逮捕しました。

 ドイツ西部のゾーリンゲン市で23日夜、市の創立650周年を祝う祭りの最中に男が刃物で来場者らを次々と襲い、3人が死亡、8人が重軽傷を負いました。

 ドイツメディアによりますと、警察は24日、事件の計画を知りながら警察に通報しなかった疑いで、中央アジアキルギス出身の15歳の少年を難民保護施設で逮捕しました。

 逃走中の実行犯の男は襲撃の際、アラビア語で「神は偉大なり」を意味する「アラー・アクバル」と叫んでいたということです。

 警察は実行犯は1人とみていて、無差別のテロ事件として捜査しています。

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