ウクライナとロシアは115人ずつの捕虜を交換したとそれぞれ発表しました。ロシア側の捕虜はウクライナが越境攻撃を続けるクルスク州で捕らえられた新兵でした。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、捕虜交換でロシアから115人のウクライナ兵士が帰還したことを明らかにしました。

 なかにはロシアがおととし、侵攻を始めた初期の段階で捕虜になった兵士もいるということです。

 ロシア国防省によりますと、ロシアに帰還した115人はクルスク州でのウクライナ軍による越境攻撃で捕らえられた兵士だということです。

 独立系メディアによりますと、全員が本来、戦闘に参加しないとされる定期徴兵された新兵だということです。

 ロシアとウクライナの捕虜交換は、ロシアが侵攻を始めてから55回目となります。

 仲介役となったUAE(アラブ首長国連邦)は、ほとんどの捕虜交換の仲介役となっているとしています。

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