パリオリンピックで金メダル獲得直後、韓国バドミントン協会などを公然と批判し、渦中の人物となったアン・セヨン選手(22)。

騒動の発端となったのは、金メダル獲得直後に行われたインタビューで「私の負傷は思ったより 深刻な状態だったのに代表チームはとても軽いものだと判断したのです。その瞬間にとても失望して忘れることができません」との発言。韓国バドミントン代表チームを公然と批判したのです。

現地メディアによると、バドミントン協会と代表チームに対する、アン選手の不信感が決定的となったのは、2023年に負傷した右膝の治療についてです。

バドミントン協会や代表チームは、アン選手の膝のけがの程度を「軽傷」と判断し、国際大会出場を推し進めました。

しかし、実際は「オリンピックまでに完治が難しい」という診断だったということです。

韓国国内で騒動が過熱する中、韓国バドミントン代表チームがパリから帰国。

発言の意図についてアン選手は、「私は戦おうとする意図ではなく、本当に競技だけに専念したいという気持ちを訴えたくて、このように理解してほしいという気持ちで申し上げたんです」と説明しました。

22日、韓国に帰国してから15日ぶりに公の場に姿を現しました。

記者から「バドミントン協会の方とは話を続けているか?」との問いに「はい。うまく話しています」と話しました。

その後、パリオリンピック選手団をねぎらう晩さん会に両親と一緒に参加しました。

一方、現地メディアによると、一部野党議員らと非公開で面談を行った際、アン選手は「問題が円満に解決してほしいし選手たちの話をよく聞いてほしい」と話したということです。

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