アメリカのバイデン大統領はイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、イスラム組織ハマスとの停戦を早期に合意するよう促しました。

ロイター通信によりますと、ガザでは21日もイスラエル軍が学校や近くの住宅を攻撃し、少なくとも4人が死亡、15人が負傷したということです。

こうしたなか、バイデン大統領はイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談しました。

ホワイトハウスによりますと、ハマスとの停戦交渉について「停戦と人質解放のために合意することの緊急性を強調した」ということで、ネタニヤフ氏に交渉妥結を急ぐよう促しました。会談にはハリス副大統領も参加したということです。

イスラエル側は会談の内容について明かしていませんが、首相府は、軍がガザとエジプトとの境界から撤収するという一部報道について、否定する声明を出しました。

ハマスはイスラエル軍のガザからの完全撤退を求めていて、今週エジプトで開かれる予定の高官級の協議でも主要な議題になるとみられています。

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