アメリカの景気減速への過度な懸念が後退し、ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は一時、500ドル以上上昇しました。

 アメリカ商務省が15日に発表した7月の小売売上高は前の月に比べて1.0%増となり、市場予想を大きく上回りました。

 また、労働省が発表した最新の新規失業保険申請件数は2週連続で減少し、市場予想を下回りました。

 好調な個人消費と労働市場の堅調さが示されたことでアメリカの景気減速に対する過度な懸念が後退し、ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は一時、500ドル以上上昇しました。

 また、アメリカの長期金利が上昇したことから外国為替市場ではドルを買って円を売る動きが強まり、円相場は一時、1ドル=149円台に下落しました。

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