パレスチナ自治政府のアッバス議長がロシアのプーチン大統領と会談し、ガザ地区での戦闘や中東情勢について協議しました。

 パレスチナ自治政府のアッバス議長は13日、訪問先のモスクワで6年ぶりにプーチン大統領と会談しました。

 会談でアッバス議長はガザ地区での戦闘について触れ、「戦争を拡大させない方法やパレスチナが国連の正式加盟国となり、国際和平会議が開催されることの重要性について話し合うため、プーチン大統領と再会できたことをうれしく思う」と語りました。

 これに対してプーチン大統領は「ロシアも今日(こんにち)、武器を手に自国の国民を守らなければいけない。中東で起きていることは見過ごせないことだ」と述べました。

 そのうえで「本格的なパレスチナ国家を創設することが必要だ」との考えを示しました。

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