アメリカメディアは12日、イランが、アメリカ大統領選のトランプ・バイデン両陣営にハッキングを仕掛けた疑いがあるとして、FBI(連邦捜査局)が捜査していると報じました。

ワシントンポストは複数の関係者の話として、バイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明した7月21日より前にバイデン陣営のスタッフ3人が、個人情報を盗み取るフィッシングメールを受け取ったと報じました。

ただ、FBIは、ハッキングが成功したという証拠は確認できていないということです。一方、トランプ前大統領の陣営も8月10日、「敵対的な外国勢力」によるハッキングで内部文書の一部が流出したと明らかにしていて、FBIは、いずれも両陣営を標的にしたイランによるハッキングの可能性があるとみて捜査を進めています。

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