ロシアのプーチン大統領は12日、ウクライナ軍の越境攻撃を受けて会議を開き、撃退するよう指示しました。
ロシア西部クルスク州の知事代行は、州内の28集落が制圧されたとしています。
ウクライナ軍は8月6日にロシアへの越境攻撃を始め、進軍を続けています。
会合でプーチン大統領は攻撃の狙いについて、和平交渉での立場を有利にしようとしているとの見方を示したうえで、ロシア領から撃退するよう指示しました。
会議に参加したクルスク州のスミルノフ知事代行は、ウクライナ軍が国境から12km、幅40kmにわたって進軍し、12万人以上が避難したと発表しました。
また制圧された集落は28にのぼり、約2000人が消息不明としています。
一方、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は12日ロシア側の発表よりも広いクルスク州の約1000平方kmを制圧したと明らかにしました。
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