北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は、大規模な洪水被害が発生した被災地を視察し、被災者約1万5000人を平壌に避難させる方針を明らかにしました。

北朝鮮メディアによりますと、金正恩総書記は8月8日と9日に大規模な洪水被害を受けた被災地を視察しました。

金総書記は被災者の前で演説し、復旧に時間がかかっていることについて「申し訳ない」と謝罪した上で、新たな住宅が建設されるまで高齢者や幼児など約1万5000人を平壌に避難させる方針を明らかにしました。

また、人道支援を表明した国や国際機関に謝意を示しましたが、「自分たちの力で道を切り開く」と述べました。

一部の韓国メディアが「相当な人命被害が出ている」と伝えたことについて「ゴミメディア」と強く批判しました。

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