レース直後、苦しそうに倒れこんだアメリカのノア・ライルズ選手。試合後に告白したのは、新型コロナウイルスの感染でした。

そんなライルズ選手の様子をレース前から振り返ります。

元気そうに飛び跳ね走り回るライルズ選手。
新型コロナに感染しているようには見えません。

100メートルとの2冠を目指し、200メートル決勝に強行出場しました。

ライルズ選手は、19秒70で銅メダルを獲得しました。

レース後は、金メダルに輝いた選手とハグ。すると、すぐに倒れ込んでしまいました。息は荒く、かなり苦しそうです。

ライルズ選手は、車椅子で運ばれていきました。

100メートルを制した2日後に、検査で陽性反応が出たというライルズ選手。

寒気やのどの痛みがあったといい、すぐに選手村近くのホテルで自主隔離に入ったといいます。

しかし、今大会は新型コロナウイルスについて、厳格な規定は設けられていないとみられ、ライルズ選手は、感染判明から2日後、200メートル決勝への出場を強行。

ライルズ選手は、銅メダル獲得後に自身のSNSで残る400メートルリレーなどには出場しないことを示唆し、胸の内を「夢見ていたオリンピックとは違いましたが、心には多くの喜びを残してくれました」と明かしました。

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