長崎市であさって行われる平和祈念式典にアメリカやイギリスなど少なくとも5か国の駐日大使が欠席する意向を示していることがわかりました。イスラエルが招待されていないことを理由としています。

あさって、長崎市が「原爆の日」に開く平和祈念式典に、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、オーストラリアの少なくとも5か国の駐日大使が一斉に欠席する意向を示していることがわかりました。

長崎市がパレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルを式典に招かなかったことがその理由だということで、アメリカ政府関係者はJNNの取材に対し、「この件を政治問題化したくない」としています。

これに先立つ先月19日には、日本を除くG7=主要7か国の駐日大使が連名で長崎市長に対し、「式典にイスラエルを招かないことはロシアなどと同列に扱うようなものだ」と懸念を伝え、招待するよう呼びかけていたということです。

あさっての長崎市の式典には、アメリカ政府からは総領事が出席し、エマニュエル駐日大使は東京都内で行われる原爆犠牲者の追悼会に出席するとしています。

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