長崎市であさって(9日)行われる平和祈念式典に、アメリカやイギリスなど少なくとも5か国の駐日大使が欠席する意向を示していることがわかりました。イスラエルが招待されていないことが理由だということです。

あさって、長崎市が「原爆の日」に開く平和祈念式典に、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、オーストラリアの少なくとも5か国の駐日大使が、一斉に欠席する意向を示していることが分かりました。

長崎市が、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルを式典に招かなかったことがその理由だということです。

アメリカ政府関係者は、JNNの取材に対し、「長崎市長がこの件を政治問題化した」と指摘しました。

長崎市での式典を欠席する代わりに、アメリカのエマニュエル駐日大使は、東京都内で行われる原爆犠牲者の追悼会に出席するということです。

この件をめぐっては、林官房長官は、会見で「誰を招待するかは主催者である長崎市において判断されることであり、政府としてコメントする立場にない」と述べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。