アメリカの大統領選挙に関する世論調査で「アメリカ社会は黒人女性の大統領を選ぶ準備ができている」と答えた人が68%に上りました。初の黒人女性大統領を目指すハリス副大統領は、トランプ前大統領と互角の戦いを見せています。

アメリカメディアによりますと、ハリス副大統領は4日、民主党の副大統領候補に有力視されているペンシルベニア州のシャピロ知事、ミネソタ州のウォルツ知事、アリゾナ州選出のケリー上院議員とそれぞれ面会しました。ハリス氏は週明けに副大統領候補を発表した上で、激戦7州で相次ぎ選挙集会を開く予定です。

こうした中、CBSニュースが4日発表した世論調査で「アメリカは黒人女性を大統領に選ぶ準備ができているか?」との質問に対し、68%が「はい」と答え、32%が「いいえ」と答えました。「はい」と答えた人は民主党支持者に限らず、無党派層のおよそ4分の3、共和党支持者でも半数近くに上ったということです。

全米の支持率はハリス副大統領が50%と、49%のトランプ前大統領を1ポイントリードし、激戦州に限ると両者の支持率は50%で並んでいて、互角の戦いとなっています。

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