ベトナムの最高指導者にあたる共産党の書記長にトー・ラム国家主席が選ばれました。

ベトナム共産党は8月3日、臨時の中央委員会を開き、新たな書記長に序列2位のトー・ラム国家主席(67)を選出したと発表しました。

今回の人事は、グエン・フー・チョン書記長が7月に亡くなったことによるもので、書記長の交代は13年ぶりです。

ラム氏は会見で、全ての国と友好関係を築く全方位外交や、閣僚や党幹部らによる汚職の撲滅など、チョン氏が進めてきた路線を継承する考えを示しました。

中国の新華社によりますと、習近平国家主席は3日、ラム氏に祝電を送り、中国とベトナムは社会主義の友好的な隣国だと強調し、「政治的信頼を強固にし、意思疎通を深め、実務協力を推進したい」と表明しました。

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