米海兵隊のオスプレイが駐機する普天間飛行場=沖縄県宜野湾市で2024年3月9日午後4時34分、喜屋武真之介撮影

 米空軍は1日、鹿児島県・屋久島沖で2023年11月に米空軍輸送機CV22オスプレイが墜落して搭乗員8人が死亡した事故に関する調査報告書を公表した。変速装置(ギアボックス)の故障によって左翼のローターが動かなくなったのに加えて、操縦士が警告灯の表示後に早期の緊急着陸を検討しなかった「人為的な判断ミス」が重なったことが原因だと結論づけた。

 米軍は事故後、約3カ月にわたって全世界でオスプレイの飛行を停止していた。今年3月に運用停止措置を解除。陸上自衛隊も飛行を再開した。【ワシントン秋山信一】

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