パリオリンピックの開幕前夜に高速鉄道TGVの複数の設備が放火された事件に関連して、極左活動家の男が身柄拘束されました。

検察当局によりますと、フランス北西部のルーアン近郊で28日、鉄道の線路敷地内にある電気設備の付近に数人の姿があるのを列車の運転士が目撃して通報しました。

その後、かけつけた当局は、現場に置かれた車を取りに戻った男1人の身柄を拘束しました。

車の中からは塗料の缶が複数見つかったということです。

男は1995年生まれで、フランス当局は、男は極左の活動家で新たな破壊行為を企てていたものとみて、背後関係を調べるとともに、現場から逃走した数人の行方を捜しています。

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