アメリカのバイデン大統領は、大統領選からの撤退表明後、初めて国民に向けて演説を行い、「新しい世代にバトンを渡すのが最善の方法だった」と撤退の理由を説明しました。

アメリカ・バイデン大統領:
民主主義を守ることは、どんな肩書よりも重要だ。新しい世代にバトンを渡すのが最善の策だと決めた。

演説は大統領執務室で行われ、ジル夫人をはじめ、家族も同席しました。

バイデン氏は演説で名指しを避けたものの、トランプ氏を念頭に「独裁者」などの言葉を使ってトランプ氏への対決姿勢を示しました。

一方で、ハリス副大統領については「経験があり、タフで有能だ。私たちの国の素晴らしいリーダーだ」と改めて支持を表明しました。

また自身については、2025年1月までの任期を全うし、ガザでの戦闘を終了させるなど、大統領としての職務に全力を尽くすと訴えました。

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