バングラデシュで公務員採用の優遇措置に反発する大規模なデモが続いていて、学生らと治安部隊の衝突により、学生ら110人以上が死亡しました。

大規模なデモは、1971年の独立戦争に参加した兵士の子孫に公務員採用枠の3割を割り当てる措置がきっかけです。

政府がこの優遇措置の廃止を決めましたが、6月に裁判所が決定を覆したことで、首都ダッカなどで学生らによるデモが拡大しました。

治安部隊との衝突で、ロイター通信は、今週に入って学生ら少なくとも114人が死亡したと伝えています。

バングラデシュ政府は7月19日、全土に夜間外出禁止令を出し、軍を動員する方針ですが、デモが収まるかは不透明です。

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