若い世代に海洋ごみの問題について考えてもらおうと、出雲市の高校生が14日、市内の海岸で清掃活動や漂着したごみの調査をしました。

活動には、出雲市内3つの高校の生徒22人が参加。出雲市三津町の海岸で、漂着したごみの種類などを調査し、ペットボトルやビニール袋などのごみを拾いました。
この活動は、若い世代が海洋ごみの問題について考えるきっかけにしようと、出雲市と市内の高校生が連携して取り組む「神々の国 海ごみゼロプロジェクト」の一環で、今年が3回目です。

参加した高校生:
「これ中国」「これ韓国」

活動では、約20袋分の漂着ごみを回収。生徒たちは、ごみが家庭から出たものか、漁業などの産業によるものかを分類し、さらにどの国から排出されたのかについても調べました。

参加した高校生:
「韓国とか、中国とか、いろいろな所からごみが流れついていて、思っていた以上にごみが多くてショックでした。

出雲市環境政策課・浅津紗耶子主任:
海ごみの状況とか、どんなゴミがあるかを知ってもらって、自分たちがこれからどういうしたらいいのかなと、考えてもらえたらなと思っています。

出雲市はこの活動を継続し、今後も若い世代の環境問題への意識を高めていきたいとしています。今回の調査結果は、11月に開かれるイベントで発表されることになっています。

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