中国の4月から6月のGDP=国内総生産の伸び率は4.7%のプラスとなり、年間目標の5%前後を下回りました。不動産の不況も続いています。

 中国の国家統計局によりますと、1月から6月の消費の伸びはプラス3.7%と、1月から3月のプラス4.7%から減速しました。

 また、不動産開発投資は1月から6月のマイナス幅が10.1%と拡大し、新築の住宅価格は70都市のうち50都市以上で、11カ月連続で価格が下落しています。

 ただし、1月から6月の半年間でのGDPの伸び率は5.0%で、目標の5%前後には届いています。

 今回のGDP発表は記者会見をせず、インターネットでの発表となりました。

 15日から始まる中国共産党の重要会議の日程と重なったためとみられます。

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