アメリカのオースティン国防長官はロシアのベロウソフ国防相と電話で会談し、両国で対話を維持する重要性を確認しました。
米国防総省 シン副報道官
「電話会談の中でオースティン長官は、ロシアがウクライナに対して戦争を続けているなかで、意思の疎通を維持することの重要性を強調した」
国防総省によりますと、オースティン長官とベロウソフ国防相による今回の電話会談はロシア側からの提案で行われたもので、ロシアによるウクライナ侵攻が続くなかで、偶発的な衝突を回避するために対話を維持する重要性が確認されました。
両者の電話会談は先月25日に続き2回目です。
頻度の多さに関する記者からの質問に国防総省のシン副報道官は「現時点で言えることはない」と言及を避けています。
ウクライナ侵攻を巡っては、アメリカの首都ワシントンで11日まで行われたNATO(北大西洋条約機構)の首脳会議で、ロシアへの対抗を念頭にウクライナの防空体制の強化を含めた支援を続けていくことなどで一致しました。
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