パレスチナ・ガザ地区南部で避難民が暮らす学校にイスラエル軍の攻撃があり、少なくとも29人が死亡しました。

 ガザ地区の保健当局などによりますと、9日、ガザ南部のハンユニス郊外で避難民が滞在する学校にイスラエル軍の攻撃があり、少なくとも29人が死亡しました。

 死者のほとんどは女性と子どもだということです。

 イスラエル軍は、攻撃は10月7日のイスラエル攻撃に参加したハマスの戦闘員を標的にしたものだったと明らかにしました。

 また、学校付近への攻撃で民間人の犠牲者が出ていることについては調査中だとしています。

 ガザ保健当局によりますと、去年10月にハマスとイスラエルの衝突が始まって以来、パレスチナ側ではこれまでに3万8243人が死亡し、8万8000人以上が負傷したということです。

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