中国の消費者物価指数が、5か月連続でプラスとなりました。
中国国家統計局の発表によりますと、6月の消費者物価指数は去年の同じ月と比べてプラス0.2%となりました。プラスとなるのは5か月連続ですが、伸び率は5月から0.1ポイント鈍化しています。
品目別では、消費量が多い豚肉がプラス18.1%となった一方で、値下げ競争が激化している自動車を含む乗り物は、マイナス5.3%となりました。
また、6月の工業品卸売物価指数はマイナス0.8%となり、21か月連続のマイナスとなりました。下落幅は5月より0.6ポイント縮小しています。
中国国内では節約志向の高まりを背景とした需要の低迷が指摘されていて、政府は自動車や家電製品の買い替え促進などで消費の活性化を図っています。
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