(写真はイメージです)GoranH-Pixabay

<カメラが捉えたのは1歳のジャーマン・シェパードの「目を疑うような脱出劇」。しかも飼い主が帰宅した気配を察すると今度は...>

飼い主はついに真相にたどり着いた。彼女が家を留守にしている間、「ずる賢い」犬がどうやってケージから抜け出しているのか、という謎の真相に──。

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「タンク」という名前の1歳のジャーマン・シェパードの姿は、「脅威をとらえるカメラ」という監視カメラにキャッチされていた。そこには、目を疑うような方法でケージから抜け出す様子が!

6月29日、@samanthajo1007がTikTokに投稿した15秒のショート動画を見ると、この犬は、ケージの扉と側面の間のわずかな隙間に体をすべり込ませて、すり抜けていることがわかる。ケージの出入り口は毎日、結束バンドとカラビナで閉められていたにもかかわらずだ。

しかも、この賢いジャーマン・シェパードの行動は「脱走」だけでは終わらない。

飼い主である「ママ」が帰宅したのを音で察知すると、タンクはまた隙間をすり抜けてケージの中に戻り、飼い主が家を出た時と同じ場所にいるように、抜かりなくふるまっていた。

「子どもたちがいるので、リビングルームには常にカメラを置いていました。でもタンクが抜け出すようになったので、私がどこかへ外出した時に、カメラで彼の様子を見られる場所にケージを移動しました」と、飼い主のサマンサは本誌の取材に語った。

「私が家を離れた5分後には、もう抜け出していました。(飼い主と離れるとパニックに陥る)分離不安症で我を失ってしまう子なので、ケガをさせないためにはケージに留まるようトレーニングするのが、この子にとっては一番安全な方法です」

カメラが捉えていた脱出までの一部始終を確認したサマンサは、新しいケージを購入する必要があると悟った。

彼女は投稿した動画の中で、新たなケージについて「新しい鋼鉄の独房」のようだと、ジョーク交じりに紹介している。これで、数時間家を留守にする時もタンクはケージで安全に過ごしている、と安心できるようになったという。

犬がケージやクレートといった閉鎖的な環境に慣れるための「クレートトレーニング」の是非をめぐっては、飼い主たちの間でも議論があるが、サマンサはケージについて、自身の不在時にタンクの身の安全を守るためだと語った。

さらに、2カ月前に新しいケージを買って以降はタンクが抜け出すことはなくなったと喜んでいる。

この動画はTikTokで560万回以上視聴され、ペット好きの人たちや、同じように犬を飼っている人たちから多くのコメントが寄せられた。

@carbonanimationは「抜け出すのはスマート。戻ってくるのは天才的だ」とコメント。また、@kelly_lane_pというTikTokユーザーは「ケージに戻ってくる様子を見て大笑いした」と書き込んだ。

サマンサと同様に犬を飼っている@jessirogneは、こんな投稿をした。

「わあ、これは最高だ。なぜって、自分も同じことをしなければならなかったから! うちの犬はケージの底を引き裂いて、まるでハムスター・ボールみたいに走り回ってた。うちの子も、監獄の鉄格子に閉じ込められることになったよ」

@naomifromhiは「うちのシェパードも同じことをやる」とコメント。

@bogwitch_maybeは「うちの犬は、頑丈なかんぬきを開ける方法をマスターしてしまったから、極太のバイク用ロックをドアに付けざるを得なかった」というコメントを残した。

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