アメリカのバイデン大統領は8日、民主党の議員団に書簡を送り、「選挙戦にとどまって、トランプを打ち負かす」と11月に控える大統領選からの撤退論を強く否定しました。
バイデン大統領は8日、テレビ番組に電話で出演し、選挙戦からの撤退を求める声が身内の民主党内から相次いでいることについて、「私は党内のエリートたちにイライラしている」と不満をあらわにしました。
バイデン大統領:
私が出馬すべきだと思わないのなら、対抗して大統領選に立候補すればいい。党大会で私に挑戦しろ。
またバイデン氏はこの日、民主党の議員団に書簡を送り、「私は党の予備選挙で87%の支持を得た。党の候補者を決めるのは投票者だ」と党内で広がる撤退論に強く反発し、選挙戦を続ける考えを改めて強調しました。
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