イラン大統領選で改革派のペゼシュキアン元保健相が当選したことを巡り、カービー米大統領補佐官は8日、ペゼシュキアン氏が目指す米欧との「核合意」の再建に向けた協議について、現時点では否定的な見解を示した。「イランが新しい大統領を選んだというだけで、米国がイランとの協議の席に戻ることを望むような状況にはない」と述べた。
また、イランがレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラやパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスを支援していることを改めて非難し、「イランが変わるとは期待していない」とも強調した。【ワシントン松井聡】
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