イギリスで4日、下院の総選挙の投票が始まりました。与党・保守党の支持率が低迷していて、政権交代の可能性が高まっています

 BBCの最新の世論調査によりますと、労働党の支持率は39%、保守党は21%で大きく差が開いていて、現地メディアは14年ぶりの政権交代を確実視しています。

労働党に投票した人
「(多くのスキャンダルが)起きた後で、とても保守党には投票できません。住宅は人間生活に必要不可欠なものですが、(住宅価格の高騰で)人々はどこにも住む余裕がありません」

労働党に投票した人
「保守党が去ることは本当に重要なことです。彼らは人々の信用を失ってしまいました。私は保守党のどの政策も気に入りません」

緑の党に投票した人
「地球の未来を考えているのは緑の党だけです。緑の党は過去に保守党や労働党がやってきたことより良いと思います」

 前回の2019年の総選挙ではジョンソン元首相率いる保守党がEU(ヨーロッパ連合)からの離脱を公約に掲げて大勝しました。

 しかし、ジョンソン元首相のスキャンダルなどを受けて保守党はここ数年、国民の支持を失っていました。

 投票は日本時間の5日午前6時に締め切られ、すぐに大勢が判明する見通しです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。