アメリカのバイデン大統領に対して、身内の民主党内から、11月の大統領選挙からの撤退を求める声がさらに広がっています。

複数のアメリカメディアは3日、民主党の下院議員数十人が、バイデン氏に選挙戦から撤退を求める書簡の提出を検討していると報じました。

また、2日に民主党のドゲット下院議員が連邦議会議員として初めて撤退を要求する声明を発表したのに続いて、グリハルバ下院議員も3日、「他を探すチャンスだと思う」と、候補者の差し替えに言及しました。

民主党内の現職の連邦議員が公に撤退要請をするのは2人目です。

民主党内からは「ダムは決壊しつつある」と、バイデン氏の撤退論が収まらなくなる可能性を指摘する声も挙がる一方、バイデン氏を擁護する幹部と撤退派の間で対立が生じる可能性もあります。

一方、トランプ前大統領の陣営は「民主党の完全崩壊」と題する声明を発表し、「トランプはどんな民主党議員をも打ち負かすだろう」と強調しています。

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