中国・河南省で6月30日、住宅街のすぐ近くで真っ赤な炎と大量の煙を上げ大爆発する瞬間が捉えられました。
中国のSNSに投稿された動画に映っていたのは空に向かって飛んでいくロケット。
しかし、ロケットは上空で黒い煙を吹き出し大きく傾きながら山の中へ落下。
そして、数km離れた住宅街に爆発音が響き渡ります。
このロケット、実は予定されて打ち上げられたものではありませんでした。
ではなぜ飛んで行ってしまったのでしょうか?
この日、近くの試験場でロケットのエンジンの燃焼テストが行われていました。
ところがその最中、ロケット本体と発射台をつないでいた部分が壊れ、ロケットはそのまま予期せず空へと飛んで行ってしまったとみられています。
ロケットは20秒ほど上空に舞い上がり、黒い煙とともに落下する様子が捉えられていました。
燃焼テストをしていた企業によると、ロケットが墜落・爆発した場所は市街地から離れていて、地元政府とともに安全対策をとっていたことから、けが人はいないということです。
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