170人以上が死亡し、避難者数は約50万人。ブラジル南部で発生した大洪水は過去最大級の自然災害となりました。

 発生からまもなく2カ月。水がひいた町に人の気配はありませんでした。

国連 気候変動特別アドバイザー アンドリュー・ハーパー氏
「まるでゴーストタウン。ほぼ40日間、水浸し。ネズミも走り回っていません。死の町でした」

 残されたのはがれきの山だけ。避難した多くの住民が町に戻らず、復興も進んでいません。

 「気候変動にもっと目を向けるべきだ」と視察した国連のアドバイザーは訴えました。

国連 気候変動特別アドバイザー アンドリュー・ハーパー氏
「私たちは警告のサインを5年も10年も目にしている。一体いつになったら『目を覚ませ!』と自らを平手打ちするのか」

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