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<数々の不正で「職務不適格」と判断されていた判事が、未明のクラブで警察官と揉め事を起こした様子がボディカメラに捉えられた>

米ジョージア州の女性判事が、ナイトクラブで「暴行」騒ぎを起こして身柄を拘束された。現場で撮影された映像を見ると、彼女は警察官に向かって怒鳴り散らした挙句、その警察官を突き飛ばす。身柄を拘束された後も怒りは収まらないようで、薄手のワンピースの胸元が大きく乱れるのもお構いなしの様子だった。

■【動画】胸を「丸出し」にして大暴れ! 米女性判事の信じられない姿...ナイトクラブでの「ご乱行」で逮捕

アトランタの警察は6月20日早朝にクリスティーナ・ピーターソンの身柄を拘束した際の映像を公開した。映像には、ピーターソンがパトカーの後部座席で警察官らに向かって怒鳴り続ける様子が映っている。

ピーターソンはジョージア州ダグラス郡の判事(遺言の検認を専門とする)であり、過去に何度か「(遺言検認判事として)不適格」だと非難されている。30件にのぼる不正行為が指摘され、4月には司法資格委員会が全会一致で彼女を免職にすべきとの判断を下していた。

3人で構成される同委員会は、ピーターソンが裁判所の規則を無視し、職員を虐待し、ソーシャルメディアに不適切な投稿を行ったと判断した。ピーターソンは、婚姻証明書に最近になって分かった父親の本名を追加しようとした女性に実刑を科したこともある。女性は20日間の刑期のうち2日間を服役した後に夫が罰金を支払い、釈放された。

クラブから退去させられた女性を助けようと突進

アトランタ警察署によれば20日早朝、ピーチツリー・ロードにあるクラブで(警察の許可を得た上で)アルバイトをしていた警察官の元に、近くで騒ぎが起きているという情報が入った。警備員が一人の女性をクラブから連れ出すのを見た警察官は、事態を鎮静化させる手助けをしようと現場に駆けつけた。

同警察署は声明の中で、「後にクリスティーナ・ピーターソンと特定された身元不明の女性が騒ぎの方に突進していき、すぐに警備員と警察官に向かって怒鳴り始めた」と述べた。「ピーターソン氏はその後、警察官の胸を強く押し、クラブから連れ出された女性の手助けをしようとする警察官の手を払い続けた」

警察官のボディカメラが撮影した2時間に及ぶ映像には、ピーターソンが警察官に対して女性を解放するよう怒鳴り散らし、警察官を突き飛ばす様子が映っている。その後、彼女は地面に抑えつけられて手錠をかけられた。

警察官に暴言を吐き激しく抵抗する女性

動画はさらに、ピーターソンが警察車両の後部座席に座っている様子も捉えている。彼女は繰り返し「どこへでも連れて行けばいい」と述べ、警察官に名前を聞かれても答えを拒否。その後、警察官に向かって「指紋を取れば私が誰だか分かるはずだ」と主張する彼女の声が記録されている。

彼女はまた警察官に向かって「ママか誰かと遊んでいればいいのに」と言い、Googleで調べれば自分が誰か分かるだろうとつけ加えた。警察が公開した映像にはその後、警察官らがピーターソンの勾留手続きを取り、彼女が警察官に向かって「自分に触るな」と告げる様子が映っている。

ピーターソンは保釈金5000ドルを支払い、即日釈放された。警察官が最初に手助けをしようとした女性は翌21日の記者会見の中で、男性に襲われた際に唯一自分を助けてくれたのがピーターソンだったと述べた。

この女性、アレクサンドラ・ラブは「彼女(ピーターソン)は警察官を殴るつもりはなかった」と述べ、さらにこう続けた。「警察官が急にやって来て私のことを掴んだのを見た彼女は、その男性が警察官だとは知らず、私がまだ危害を加えられていると思ったのだ」

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