宮崎市の宮崎学園高校では、アフリカの子供たちに靴を贈るためのプロジェクトが進んでいます。
27日は、靴の輸送費用を捻出しようとりんご飴の販売会が開かれました。

宮崎学園高校・普通科グローバルコースの探究授業の一環で行われているこの取り組み。高校1年生から3年生約30人が参加し、経済的な事情で靴が買えないアフリカ・タンザニアの子供たちに卒業生が残した体育館シューズなど約60足を贈ります。

生徒たちはタンザニアまでの輸送費約5万円を捻出するため、宮崎市のりんご飴販売店「りんご&」に校内でのりんご飴の販売を依頼。売上の一部がプロジェクトに寄付されます。

販売2回目の27日は、売り場前に列ができるほど多くの生徒でにぎわい、目標の100個を超える約120個を売り上げました。

(購入した生徒)
「りんご飴を食べて僕たちも美味しくていいし、タンザニアの人も靴が届いてみんなうれしくなると思う。」

(りんご飴販売チーム 外園凛さん)
「思っている売り上げよりもとても売れて想像以上でした。私たちが当たり前に履いている靴がないということはとてもむなしい気持ちになると思うので、私たちの活動を通して少しずつ笑顔になってくれたらいいなと思っています。」

販売会はあと3回予定されていて、タンザニアへは8月中に靴を発送したいとしています。

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