EU=ヨーロッパ連合は凍結しているロシアの資産を、ウクライナ支援に活用することで初めて合意しました。

EU ボレル上級代表
「7月中に14億ユーロ、年末までに10億ユーロが利用可能となる。目的は『防空』『弾薬』『ウクライナ産業の支援』の3つ」

 EU外相会議は24日、凍結しているロシア中央銀行の資産24億ユーロ=日本円で4110億円余りを、今年中にウクライナへの支援に活用することで合意しました。

 今後、防空や弾薬、産業の支援に使われる予定だということです。

 ロシアと友好的な関係にあるハンガリーは承認を保留していましたが、外交政策に通常求められる全会一致は必要ないとして合意に至ったということです。

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