5月にフランスで開幕するカンヌ国際映画祭は、日本のアニメ制作会社スタジオジブリに「名誉パルムドール」を授与すると発表しました。

カンヌ国際映画祭は17日、映画界への長年の貢献を称える「名誉パルムドール」を日本のアニメ制作会社スタジオジブリに授与すると発表しました。

「名誉パルムドール」はこれまでに、フランスの俳優アラン・ドロンさんや、アメリカの俳優ハリソン・フォードさんらに授与されていますが、団体は初めてで、映画祭側は、「宮崎駿監督と高畑勲監督が40年にわたり、アニメ映画に新しい風を吹き込んだ」と評価しました。

スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「心から光栄です」としたうえで、「宮崎監督も私もずいぶん歳をとりましたが、ジブリはその精神を受け継ぐスタッフにより、新しいことに挑戦し続けるでしょう」とコメントしています。

※宮崎駿監督(「崎」=旧字体の「たつさき」)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。