パキスタン当局は、カラコルム山脈で登山中に行方がわからなくなった日本人の捜索活動を中止しました。地元メディアは「死亡したと推定される」と伝えています。

パキスタン北部にある標高およそ7000メートルのスパンティーク峰を登っていた日本人の平岡竜石さんと田口篤志さんは、今月12日に行方がわからなくなっていましたが、15日の捜索で平岡さんの遺体が収容されました。

現地メディアによりますと、地元当局は田口さんが雪崩に巻き込まれた可能性があるとみて、その後も捜索を続けていましたが、18日に捜索活動の中止を決定しました。当局関係者は「田口さんが死亡したと推定される」と述べたということです。

田口さんの捜索は、山の雪が解ける7月下旬から8月中旬ごろに再開される予定です。

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