ロシアのプーチン大統領がきょう未明、北朝鮮に到着しました。午後には金正恩総書記との首脳会談が行われ、両首脳は経済や安全保障などの協力拡大を盛り込んだ条約に署名する見通しです。

朝鮮中央テレビ
「金正恩同志がウラジーミル・プーチン同志と感激的な対面を行った」

きょう未明、飛行機で平壌に到着したプーチン大統領。出迎えた金正恩総書記と長い握手をし、笑顔で抱擁を交わします。

朝鮮中央テレビはプーチン大統領の訪問について、「強国建設をけん引する重要な歩みとなる」と伝えています。

2人はその後、ともに大統領専用車に乗り込んでライトアップされた市内を通り、プーチン氏の宿泊先まで移動しました。宿泊先でも金総書記が自ら案内するなど、手厚い待遇が見てとれます。

北朝鮮 金正恩総書記
「会談はこちらで行います」
ロシア プーチン大統領
「素晴らしい」

両首脳はきょう午後に会談を行い、両国の経済や安全保障などの協力拡大を盛り込んだ戦略的パートナーシップに関する条約に署名する見通しです。

一方、今回の訪朝についてアメリカのブリンケン国務長官は。

アメリカ ブリンケン国務長官
「ロシアはウクライナ侵略戦争を続けるために、必要な物資を提供してくれる国々と関係を築き、強化しようと必死になっている」

このように述べるとともに、北朝鮮・イラン・中国を名指しして、ロシアを支援する「懸念される国々だ」と強調しました。

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