■犬やネコのペットも“一斉救助”
南米チリでは大雨が続いています。
首都サンティアゴ。市内を流れる川の水位が上昇し、はしご車が出動。川沿いで暮らす一家とペットたちが助け出されました。
チリ各地で続く大雨、被災者は1万人を超えています。そうしたなか、中部の小さな町に歓喜の声が響き渡りました。
実は、この地域では干ばつが6年にわたって続き、川はカラカラに干上がっていました。大雨は、この町の住民にとって、川をよみがえらせる“恵みの雨”となったのです。
■魚を一斉に…“伝統の祭り”ピンチ
一方、アフリカでは干ばつによって伝統の祭りがピンチに。
網を手に、水の中へと走り出す漁師たち。一斉に魚を取り始めました。池に集まったのは数千人。西アフリカ・マリで624年続く伝統の魚取り祭りです。
ユネスコの無形文化遺産にも登録されている、この祭り。今、存続の危機を迎えています。
村長
「池は以前はとても大きかったが、気候変動で、ほとんど干上がってしまった」
この町では今年、最高気温48.5℃を記録。専門家は今後も気温は上がり続けると警告しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。