国連安全保障理事会はパレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、新たな停戦案の受け入れを求めるアメリカ主導の決議案を採択しました。

10日に採択された決議案は、アメリカのバイデン大統領が公表した新たな停戦案について、イスラエルとイスラム組織ハマスに対し、速やかに履行するよう求めるものです。

採決では15の理事国のうち日本を含む14か国が賛成し、ロシアは棄権しました。

アメリカ国連大使 トーマスグリーンフィールド氏
「イスラエルはすでに同意していて、ハマス次第で今日にも停戦できる」

新たな停戦案では、まず、6週間の停戦期間を設け、その後、▼ハマスが拘束する人質全員の解放や▼ガザでの恒久的な停戦について話し合うとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。