パレスチナ・ガザ地区を巡る新たな停戦案を国連の安全保障理事会が採択したことを受けて、イスラム組織「ハマス」は「交渉する用意がある」と歓迎しました。

 決議はアメリカが公表した6週間の停戦とすべての人質の解放を含む新たな提案を支持するもので、日本など14カ国が賛成して採択されました。

 これを受けてハマスは声明で「我々と抵抗勢力の要求に合致するものだ」と歓迎し、計画の履行について「間接的に交渉する用意がある」と述べました。

 一方、安保理に出席したイスラエルの代表は、「ハマスは何度も我々の要求を拒否してきた」「戦闘の終結を妨げているのはハマスだ」と強調しました。

 そのうえで、「ハマスの軍事力と統治能力を解体し、人質を取り戻すまで立ち止まらない」と述べ、戦闘継続の可能性を示唆しました。

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