国連安全保障理事会はパレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、アメリカが公表した新たな停戦案に対し、各国に支持を求める決議案を採択した。

決議は、ガザ地区での戦闘をめぐりバイデン政権が5月末に公表した新たな停戦案を支持し、イスラエルとイスラム組織ハマス双方に履行を求めるもの。

安保理で行われた採決では、棄権したロシアを除く14カ国が賛成し採択された。

これを受け、ハマス側は声明で、国連安保理の採択を歓迎し、新たな停戦案の履行に協力する用意があると発表した。

一方で、イスラエルのネタニヤフ首相は、ハマスを壊滅して人質全員を解放しないかぎり、恒久的な停戦に同意しない構えを崩しておらず、今回の採択で停戦交渉が進展するかどうかは不透明。

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