アメリカの雇用情勢は、予想を大きく上回る堅調な傾向が続いています。
アメリカ労働省が7日に発表した5月の雇用統計によりますと、景気の動向を反映する非農業部門の就業者数は、前の月から27万2000人の増加となりました。
これは、18万から19万人の増加を見込んでいた市場の予測を大きく上回りました。
雇用者数は2021年1月以来、41カ月連続での増加です。
一方、失業率は、前の月から0.1ポイント上がって4.0%と小幅な上昇となりました。
中央銀行にあたるFRB(連邦制度準備理事会)は、年内に政策金利を3回引き下げるシナリオを描いていて、来週の会合では、物価の動向も見極めながら判断することにしています。
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