パレスチナ自治区ガザ中部の学校で、イスラエル軍の空爆により、多くの女性や子どもが死亡したことを受けて、アメリカ政府はイスラエルに対して、詳しい情報を公開するよう求めました。

アメリカ国務省 ミラー報道官
「イスラエルに対しては、民間人の被害を最小限にする必要性を明確に伝えている」

アメリカ国務省のミラー報道官は、今回の攻撃の犠牲者の名前などをイスラエルが公開する方針であることを明らかにした上で、「何が起きたのかを明白にするよう求めている」と話しました。

攻撃にアメリカが供与した兵器が使われたかどうかについては、「情報を持ち合わせていない」としています。この攻撃による死者数について、ガザの保健当局は「40人にのぼる」としています。

また、アメリカ議会の共和党指導部は、イスラエルのネタニヤフ首相が上下両院の合同会議での演説を来月24日に行うと発表しました。

軍事作戦への支持と連帯を訴えるとみられますが、民間人の死者が相次ぐ状況に批判も高まっていて、「ネタニヤフ首相は戦争犯罪者だ」としてボイコットを明言する議員も出ています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。