ヨーロッパ中央銀行は6日、政策金利を0.25%引き下げることを決めました。物価上昇圧力が弱まったためとしています。

ヨーロッパ中央銀行は6日に開いた定例理事会で、政策金利を4.5%から0.25%引き下げ、4.25%にすると決めました。利下げは2019年9月以来、4年9カ月ぶりです。

ユーロ圏ではコロナ禍から経済の需要が回復したことやウクライナ情勢などを背景に2022年にはインフレ率が10.6%を記録するなど、急激な物価高騰に見舞われていました。

ただ、このところは伸び率が2%台に低下し、景気への影響の懸念も高まっていたことから、今回の利下げ判断となりました。

一方、追加利下げに関してはデータを踏まえて見極めていくとしています。

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